犬のおやつマフィンを作った時に、もう少し柔らかいものが作れないものかと思ったので、熟成バナナを使ったパンを焼いてみました。
材料はちぎりパンを参考に、水分をバナナに置き換え塩を入れずイーストを半量にしてみました。
単純に水分と同量のバナナを入れてこねたところ、少し固めの生地になったので、追加でバナナ半分入れました。
それでいつものちぎりパンと同じ位の柔らかさになったので1次発酵ですが、時間はイーストを減らしたのでいつもより10分長めにしました。
今回は人間も砂糖なしのパンを食べてみたいと思い、半量をプレーンで、半量をバナナとチョコ入りにして成形です。
2次発酵もいつもより10分長めです。
焼き時間はちぎりパンと同じく180度で15分にしたのですが、ちょっと焼き色が強かったようです。
バナナ入りの生地なので、温度を下げて焼いた方が黄色が残ってよかったのかなと思います。
次回の参考にします。
焼き上がりです。プレーンな丸パンと
チョコとバナナ入りです。
断面はこんな感じです。
ちょっといつもよりパサつき感はありますが、思ったよりフワフワでまずまずの仕上がりです。
肝心の味ですが、具入りはいつもとほとんど変わらず普通に食べられます。ちょっと水分少なめかなと思うくらいで、生地に砂糖が入っていないことは気になりませんでした。
プレーンの方は、いつもよりは甘みが少ないですが、ほんのりバナナの風味が残っていて、人間でも問題なく食べられます。
この仕上がりなら、健康のための糖分控えめパンとして活用できそうです。
そして1番気になるネムの反応ですが
興味津々です。
匂いに誘われたのか、テーブルの上の皿を覗き込み待ちきれないようです。
いよいよ実食。
ちょっと慎重に匂いを嗅いでいましたが
よい食いつきをいただきました。満足してもらえたようです。
さすがに1個全部は多いだろうと思い、半分だけにして、残りは自分で食べました。
ネムには「えっ?」という目で見られましたが。
意地悪ではなくネムのためです。
マフィンに続いてパンも喜んで食べてくれたので、また作る意欲がわきました。
人間用としても十分食べられそうなので、具材を工夫して犬用と一緒に焼いてみます。
水分量と、焼く温度に気を付けて、次はもっとフワフワ柔らかパンを目指します。
ネムの反応が楽しみです。